ドラムサークルとは?
ドラムサークルとは、米国発祥の、参加者全員がサークル(輪)になって、お互いの顔を見ながら、ハンドドラム(太鼓)などの打楽器を使って一緒にリズムを楽しむアンサンブル(合奏)です。
下記のようなユニークな特長があります。
- サークル(輪)になることで、参加者全員がお互いの顔を見ながら、上下関係なくみんなが平等に参加できます。
- 打楽器を叩くという簡単な動作のため、誰でも事前準備なく気軽に参加できます。年齢・性別や音楽経験の有無なども全く問われません。
- ファシリテーターのガイドのもと、どんなハプニングも楽しい即興要素となって進行していきます。失敗がないので、うまくできなかったらどうしようという心配も不要です。
みんなで一緒に打楽器を叩き、リズムを楽しむというシンプルなアクティビティを通じて、楽しく前向きな気持ちになれたり、創造性が高まったり、他の参加者とのコミュニケーションが深まったり、と嬉しい効果がたくさんあります。
また、ドラムサークルで生まれる即興的なリズムを共有することによる共感・一体感と、言葉によらないノンバーバル(非言語)コミュニケーションには、人と人との距離を一気に縮める効果があり、米国をはじめ、多くの諸外国で組織の活性化に活用されています。
日本でも「ドラムサークルファシリテーター協会(DCFA)」を中心に活動が広がっています。